誠一郎
どうも、FREE STYLEの暴れ丸刈り、誠一朗 from 鹿児島です。
深刻な悩みだね、心底、そんな風に思います。
僕はまだ「親」じゃないから、親の気持ちなんてよくわからないけど、
娘を心配する親の心情は、よくある話の通り、よくわかる気がする。
僕も、本当は高校を卒業した後すぐにでもアメリカに行きたかった。
その思いを両親に告げた、父親は何も言わなかった、母親は猛烈に反対した、
僕の「英語」の成績は当時、学年の中で最下位。ダントツで頭が悪かった。
「言葉が通じない国に言っても、馬鹿で何も出来ないこの子が生きていけるわけがない、そんなとこ、行かすわけにはいかない。」
僕の思いを何度も何度も話しても理解してももらえず、3ヶ月くらい両親と会話をほとんどしなくなった。
アイツらは何もわかってくれん、こうなったら俺一人でやろう。
あの頃の僕は何の準備もせずに、何の知識もなしに、ただアメリカに行くコトに憧れていた。
本当に行きたければ意地でも英語の勉強をして熱意を伝えれば良かった、
頭の悪い僕は、ソレに気付かなかった。
ある日、父親から呼ばれ、こう言われた。
「ここに50万ある。コレを持ってアメリカでも何処にでも行って帰ってくるな、もう家族とは思わん。その覚悟があるのなら、好きにしろ。その為の金だ」
僕は考えた。
確かに自分の考えが甘かった、少しでも勉強するなり誠意を見せて意志を主張すれば良かった。
結局、その金を手にする覚悟は出来ないまま、
僕と両親の真ん中の意見を取って、一年間英語の勉強をやった後にオーストラリアに留学するコトになった。
一年後、
空港に見送りに着てくれた母親は最後まで反対していた。でも、
飛行機の窓から屋上で手を振りながら泣く母親を見たときに息が止まりそうだった。
結局、何が伝えたいのかと言えば、夢の為に自分が何をやっているのか?
という解りやすい意志表示を親に見せるコトが一番の説得だと思う。
服飾の仕事に就きたいのなら、服飾関係の本で最初の一歩を学ぶなり、
東京の専門学校の資料などを「とりあえず」請求してみせるものアリ。
心の内側の「情熱」が人を動かすってのは、本当だ。
内容が、なかなか反れた気もしますが、
東京は田舎で言うほど危なくないよ、実際。
みんなニコニコで特に若い世代は仲良くやってるよ。
まぁこの辺は人によって様々だとは思うが、
危険よりも誘惑の方が多いのは事実。
夢のため、自分のため、どこまで馬鹿になれるか、純粋にやれるか。
そこだけが大事だと、僕は思う。
最後に、
最後まで反対する両親は、実際に夢の為に君が動くときが来れば
一番の味方になってくれるというコトは覚えておいて欲しい。
親はいつも子供が心配だから、反対するっていう愛を表現するんだよ。
いつか、東京に来れたときは、自分を自由に表現して下さい。
そして、FREE STYLEの仲間になれれば最高だな、しかし。
one love
誠一郎 … 東京ローリングライフ連載
http://www.freestyle-life.net/tokyo-rolling-life-base-page.htm
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