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 LIFE.35 小説家 又井健太 文/写真 MIZUHO



>>本の詳細



又井健太(高崎ケン)

1979年札幌生まれ。

慶応大学卒業→大手映像関連企業営業→テレビドラマAD→ミュージックビデオAD→バーテンダー→アダルトビデオ制作→コールセンター派遣→某局電波監視派遣→コールセンター派遣→ホテルフロント&日本料理屋厨房(ロンドン)→出会い系サイトサーバ監視&歌舞伎町ホスト&ミュージックビデオAD→エロサイトの窓口&企画(オランダ)→会社倒産→2年2ヶ月アジアの旅→プー太郎@実家

著書『ホスト裏物語(彩図社)』、『ザ・ドロップアウト(アルファポリス)』、『アムステルダム裏の歩き方(彩図社)』(高崎ケン名義)。

『新小岩パラダイス』で第3回角川春樹小説賞受賞(又井健太名義。2011年10月上旬出版)。

HP:http://www.zakozombie.com




死なせてたまるか!

〜ポジティブ・シンキング博士の自殺撲滅大作戦〜 FSL02にて連載中。


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ユーチューブにてどうぞ。





2011年に『新小岩パラダイス』で第3回角川春樹小説賞を受賞した、又井健太氏と、フリースタイルライフの絆は深い。

かれこれ、6年前だろうか、彼はフリースタイルライフに1通のメールを出した。

書きたいんです。会えませんか?

それが、始まりとなり、彼は、フリスタ上で、雑魚ゾンビという名前で、”さらばガリ勉の日々よ”という、自身の全てをさらけ出すかのような文章を書き、衝撃を与えた。

 さらばガリ勉の日々よ


あれから、5年。

世界を放浪した後、彼は、小説”新小岩パラダイス”角川春樹小説賞という大きなみやげを持って再び、僕らの前に姿を見せた。




”いやー、授賞式の時、おふくろ泣いちゃって(笑) 

でも、正直それが、一番、嬉しかったんです。”

そう、笑いながら話し始めた、雑魚ゾンビ、いや、又井健太氏(笑)


それもそのはず、 さらばガリ勉の日々よ を読めば、わかるとおり、彼の人生、壮絶!!(笑) 

僕もたいがい負けないんだけど、彼には完全に負けてる。

でも、今だからこそ、笑えるけれど、その当時の又井健太氏(以下、面倒なので、またちゃん)は、そのことで深く深く傷ついていて、

一緒に酒を飲むと、いつもこう言って荒れて泣いていた。


”こんな人生になっちゃって、おふくろになんて言えばいいんだよ!!!”


それを昨日のことのように覚えてる。



そんな、またちゃんが、その時、住んでいた新小岩のゲストハウスに、ひさしぶりに二人で訪ねてみた。

そう、こここそが、小説、新小岩パラダイスの舞台。





ちょっと、ここからは、インタビューだか、レポートだか、なんだかわからない感じなんですが、

是非、お気軽におつきあいください(笑)

(FSL02編集長 MIZUHO)




実は、新小岩来るのひさしぶりなんですよねえ。 懐かしいなあ。


よく、ここの中庭でみんなと、バーベキューとかやったなあ。

あの頃のみんな、元気かなあ。

と、感慨深く。

今のゲストハウスの住人のかたに、ご挨拶したかったんだけど、誰もいなかった。残念。

ということで、今度は、小説新小岩パラダイスに登場する、実際の場所を散策し、小説さながら、実に、てきとーに過ごすことにする(笑)





それにしても、受賞、おめでとう。

受賞してみて、自分では、どんなこと感じたの?


”いやー、正直、予想してませんでした。

この作品の前にも、何作か書いて、色々な賞に応募しているんですけど、全部、一次審査すら通りませんでしたし・・・

そう考えると、その時、あきらめてなくて、本当によかったなあ(笑)

あぶねー、あぶねー(笑)”




もう、次の作品づくりに入っているんだよね。

”次は、阿佐ヶ谷を舞台に、小説を書くことに決めてるんですけど、

いやー、正直、けっこう辛い(笑)

はっきり言って新小岩パラダイス書き上げたら、燃え尽きちゃって。

そんで、いつものように、鬱になって、まいったなあ、とか思ってたんですけど、

薬飲んだら、治った!

薬、すげーー、最高!!(笑)”




などと、バカ話をしながら、根っころがる公園のグランド。

かたわらでは、少年達が野球をしている。

まさに、新小岩パラダイスの世界。





そんなこんなで、夜もふけてきて、次は、小説中に出てくる立ち飲みや、しげきんへ。

ここで、枝豆、あんきも、ビールで、

しばし、小説談義。

受賞作、新小岩パラダイスのテーマについて、聞いてみた。


”この小説の原題は『グッバイマネー』だったんですよね。

直訳して、お金よ、さようなら。

やっぱり、これが、この小説の一番のテーマですね。

世界じゅう色々なところを見てきて、肌で感じたけど、この世界は確実に、変化の時期を迎えていると思うんです。

お金だけじゃない、お金に支配されるだけじゃない、そんな人生が確かにある。

そんな生き方への欲求が、世界じゅういたるところで、噴出しているんだと思います。現代は。

そんな見えない空気のようなものを、書いたつもりなんですけど、

その時代性が、角川さんのお気にめしたんだろうな、と自分では思ってます。”




今後はですね、

”やっぱり、ダメ人間の希望を書きたいんですよね。”

”ダメでも大丈夫。それが一番、大事。”

”そして最終的には、ネバーエンディングストーリーみたいな、夢の話が書きたくて。”




ああ、ビール美味し。

しげきんは、ビール2杯で、退散。




さらに夜もふけ、かなり、酒もはいってきて、なんだかよくわからなくなってくる。

その頃くらいに、新旧フリースタイルライフの仲間たちが、わらわらと集まってくる。

ちょっとした、同窓会に近い。

皆、またちゃんの出世を喜ぶ。心の底から喜ぶ(笑)



宴の中、誰かが、こう聞いた。



今まで生きてきて、

今まで放浪してきて、


結局のところ何が一番、大事だと思った?


”自分に正直にいること。自分の好きなことをやること。”




ああ、またちゃん、酒がうまいな。


次回作が楽しみだよ。





サイン、もらいました。てへへ(笑)

※こんなんですみません。




しかし、開かない扉はない。

※この言葉の意味が知りたい人は、新小岩パラダイスを読んでみて、きっとわかるから(笑)






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MIZUHO (木藤瑞穂) 千葉市幕張在住

FSL02編集長/MIZUHO Life photography代表

1971年生まれ。幼少の頃から挫折と現実逃避を繰り返し、全てを世界のせいにして生きてきたが、果てしない苦しみの果てに、息子が産まれ、ついに何かを理解する。

現在はフリーの写真家。そして、1児の父親として、この世界を歩く。もちろん、負け犬。今夜も悲しい夜空を見上げ、どこかで吠えていることでしょう。今度、一緒に吠えますか(笑)

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フリースタイルライフ編集長 木藤MIZUHO

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この世界を自分流のスタイルで泳いでゆく人々。

  2011/10/31



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