自由に生きるものの特権。それはずばり昼酒だ!!
世間にどう見られようとかまやしねえ!!飲みたい時に飲み、寝たい時に寝る。
そうさ、俺らはアウトロー!!などと、きわめてアホらしい戯言を口にしながら、夢遊病のように繰り出した今回の吉祥寺。
おつきあいしてもらったのは、新進気鋭のデザイナーであり、フリースタイルライフの新しい仲間でもある”オフィス・ロー”のムカイ君。
HP ⇒ http://office-roar.com/
まあ、せちがらい世の中だけどさ、たまには、肩の力を抜いてへらへら行こうぜ!と始まった今回の東京ボヘミアニズム立ち飲みツアー。
それもさ、きどったOLか何かがさ、お洒落なふりしやがって行く、小奇麗な立ち飲みやを全部、バッキャロー!!と無視してさ。
俺たちは行くさ!!THE 本物の立ち飲みやっていう奴によお!!
ってな気合で
立ち飲みの聖地”吉祥寺 いせや”から始まり、しめは津田沼 ギュートン軒へ。
結果。計5店をはしごし、もうフラフラ。
でも確かに感じたぜ。生きてるって感じをさ!!(笑)
あと、酒を飲みすぎると気持ち悪くなるってことを、改めてさ!!(笑)
次回、参加したいやつはいつでもおいで!!楽しくいこうぜ!!
フリースタイル立ち飲みの会 発足なのだ!!
|
|
|
|
まずは、吉祥寺の町をふらふらと。
吉祥寺ってさ、バスがまるでアフリカを縦断する野生の象のように街中を走っていて、初めてみると驚くよね。
まずは、故・高田渡がいつもいたという、伝説の”いせや”本店へ。
高田渡といえば、”夕焼け”っていう歌がすごい好きでねえ。こんな歌詞なんだ。
「夕焼け」 詩:吉野弘
いつものことだが
電車は満員だった。
そして
いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりがすわった。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘はすわった。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし
また立って
席を
そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘はすわった。
二度あることは と言うとおり
別のとしよりが娘の前に
押し出された。
かわいそうに
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッとかんで
からだをこわばらせて――。
ぼくは電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持ち主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
なぜって
やさしい心の持ち主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇をかんで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。
|
|
そんな、素晴らしく悲しい歌を頭に浮かべながら、まずはいせや本店へ!!
やっぱ、昼はビールだな!生だな!!ってなもんで、ハツとかレバーをつまみに一杯。
いせやは人気あるねえ。平日の昼間だってのに、ほぼ満員。この調子じゃ土日はどうなるんだ!?なんでも行列になっているらしいぞ!?
お天等様をみあげながら、いやーすんませんなあなどと言いながら真昼の自由を満喫。
そんでもって、そのまま、次は同じ吉祥寺にある、いせや公園店へ。
公園店のほうが、こぎたなくていいですな。あと、隣がスタバっていうのも、挑戦的でいいじゃないか!!(笑)
酎ハイを頼んで乾杯。酎ハイの炭酸が入ってんだか、入ってないんだかわからないぐらい薄いんで、店員に、これほんと酎ハイ??って聞いたけど、うん、これが、酎ハイとのこと。
まあ、郷に入れば、郷に従えってことか?だまって飲む。
※いや本当はけっこう店員にからみました。はい。しつこくからみました。反省しません。
軽くほろ酔いで店を後にし、駅へと。
次の目的地は上野。
今回は、なぎらけんいちの名著”夕べもここにいた!”をガイドブックにした。
アメ横につき、ふらふら。活気があって面白いよね。
そんで、目的地の”肉の大山”に到着。
ここのメンチカツ絶品!!超うまい!!
ビールがばがば飲む。けっこう飲んだなあ。
道行く人を見ながらさ、気持ちいい空を見ながらさ、うまいもん食って、酒を飲むんだ。楽しくないわけがないよね。ほんっとに楽しいよ!!
会社とか、学校とかさ、たまには、さぼってさ、今度一緒に行こうぜ。ねえ。
店を出て、秋葉原への通りをふらふらと。
例の事件の場所も見たけど、さすがに撮影する気になれなかった。人生には何が起こるかわからない。だからこそ今を大切にしなくちゃいけないと改めて思った。
そんなこんなで、次に電車に乗って向かったのは亀戸!!
次は亀戸餃子で一杯やるのさ!!
そして餃子とビールで今を生きるのや!!
店の前でちょっと、並んだけど、これくらいは楽しいね。平日の夕方ですでに満席。
亀戸ぎょうざ人気あるなあ。
ここは本当にぎょうざしかない店で、椅子にすわると自動的に餃子が前に出される。そして必ず2皿以上食べなくてはいけないというルールがあるのだ!!
きーー、腹いっぱいだー!!
※少し残した。店のお母さんに怒られた。ふふ。ごめんなさい。
そして、ついに最後の地、津田沼へと!!
知る人ぞ知る、立ち飲み屋、ギュートン軒だ!!
ここの雰囲気がほんとう好きなんだよね。
決して、キレイとは言えないけど・・・客のガラが少し悪いけれども。。。
だけど、だけど、失われ行くこの現代で、失われない何かがここにはあると思う。
そんなこんなで幕を閉じた、フリスタ立ち飲みツアー。
参加したい人はお気軽に連絡ください。はい。
フリスタダイブ!!
終わり
|