今、あなたが必要なのだ。
キューバの革命家 チェゲバラの聖地に掲げられているというこの言葉。
チェ自身が言った言葉なのか、それともそこを訪れた彼の信奉者が言った言葉なのかは僕には定かではない。
だけど、説明不要にこの言葉は僕に響く。
僕は共産主義者ではないので、熱烈なゲバラ信奉者ではない。
だけどチェ・ゲバラという一人の人間が好きで好きでしかたがない。
ジョンレノンに「世界で一番かっこいい男だった。」
サルトルに「二十世紀における最も完璧な人物だった。」
そう言わせる魅力に満ち満ちている。
チェゲバラの言っていることは実に単純明快だった。
”不正を行うものたちから、不正が行われるものたちを守る”
もっと簡単に言えば
イジメっ子たちからいじめられっ子たちを守る。
こんな誰もが麻痺させてしまった感覚を最後に暗殺されるまで貫き通した。
写真は暗殺されたチェゲバラの遺体。
何もゲバラのように皆が政治的な革命家になるべきとは僕は思わない。
だけど、このゲバラ的な人間の在り方をいうのは永遠に失ってはいけないものだと思う。
ゲバラがもっとも望まなかった世界の状態。
それが今だと言えると思う。
経済という名のもとに人々は優劣がつけられ、心が荒廃してゆく。
この世界にわずかでも光を取り戻すために
今、あなたが必要なのだ。
天国のチェゲバラからそう言われている気がして仕方がない。
そして君も必要なのだ。
このクソったれの世界を変えるために。
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