あなたは”殴られ屋”という名前を聞いたことがあるだろうか? 書籍化したり、TVで取り上げられたりもしたからきっと聞いたことぐらいはあるはずだ。 今から7年前の1998年、元プロボクサー殴られ屋こと”晴留屋明”(ハレルヤアキラ)は自身が経営していた電気会社の倒産で発生した借金一億5千万円の返済のため、通行人から1分間/1000円で殴られ放題という職業を選んだ。 それがいわゆる”殴られ屋”だ。
彼の名前はたちまち有名となり、ホームベースであった新宿コマ劇場前にはいつも黒山の人だかりができるほどであった。 殴られ屋は脚光を浴び一躍時の人となり、少しづつだが借金の返済も出来始める。
しかしそのまま順調にいくかに思えた彼の身に予期せぬ事態が起きる。 後遺症だ。 あまりに多くの打撃を長年に渡って受け続けてきたために、彼の左目はほとんど視力を失っていた。 そして同時に体にも相当な疲労がたまっており(いわゆるパンチドランカー症候群)、それらの要素が彼を殴られ屋家業廃業へと追い込んだ。 今現在、彼は愛する妻子とも別れ、借金取りから逃げ隠れするように生きている。
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率直に言うとここまで何も持っていない人も珍しいのではないかと思っています。お金もないし、仕事もいつなくなるかわからない、家族とも離ればなれ・・・ 体への後遺症で左目はほとんど見えない状態(網膜はく離) 今は昔のつてで現場で働かせてもらっているらしいですが、ほとんど使い物にならず邪魔扱いされてしまうような状況です。
つまり、仕事は山のようにしなければいけないのに、お金がないわけです。もっとも、晴留屋さんも、経営に失敗してからは、他の人に同じような迷惑をかけているわけで、決して「被害者」ではないのですが。。
ハレルヤさんの持つ能天気な部分もあると思うのですが、それでも見ていて痛々しくなくつきあえます。どんな状況でも明るくいるということが本当に大事だと思います。
―― お人よしと言えばそれまでですけど、現代の損得しか考えない風潮の中、貴重な人ではありますよね。僕はとても大事な人だと思う。
これは本人がエッセイの中で語っていたことなのですが、ご両親の影響が大きいみたいです。 なんでもハレルヤさんは子供の頃決して出来のいい子ではなく、他の子より苦労したようです。でもそんな時でもハレルヤさんのお父さんやお母さんは、諦めずに出来るまでやればきっと出来るよと優しく見守ってくれていたそうです。 その時のことが忘れられないのだそうです。 何があっても時間をかければきっと出来るんだ・・・と。
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