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<フリスタ・レビュー>
韓国トップ俳優チェミンシクが殴られ屋ハレルヤさんに扮し綴られる映画”クライングフィスト”を見てきた!!
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Written
by MIZK |
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2006年1月26日、東京にある映像美学校にて、韓国で話題の映画”クライングフィスト”を見させていただいた。
クライング・フィスト〜Crying
Fist〜
○ 4月15日より渋谷アミューズCQN・新宿武蔵野館ほか全国順次公開
○ 配給:東芝エンタテインメント
カンヌ映画祭2005/国際批評家連盟賞
第45回 大鐘賞2005/女子助演賞(ナ・ムニ)、審査委員特別賞,編集賞(ナム・ナヨン)
第6回 釜山映画評論家協会賞 監督賞
2005年/韓国/カラー/123分/
配給:東芝エンタテインメント
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なんでもこの映画、韓国で2週連続一位を記録し、2005年のカンヌ国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞した話題の感動作とのこと。
主演はチェ・ミンシクとリュ・スンボム。
チェミンシクと言えば映画オールドボーイでも有名な言わずと知れた超トップ俳優。
そのチェミンシクが殴られ屋ハレルヤさんをモチーフとしてキャラクター、元オリンピック銀メダリスト”カン・テシク”としてストーリーが展開する。
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かつてのはヒーローだったテシクだが今は事業にも失敗し残ったのは借金だけ。
家族とも離れ万策行き詰った彼は路上で昼は殴られ屋。夜は酒に溺れ彷徨うという生活を送る。
本物の殴られ屋”ハレルヤアキラ”を知っている我々はその完璧なまでに再現されているディテールに目を見張った。本当にハレルヤさんを見るようで、チェミンシク自体、ハレルヤさんについて相当研究したのだろうことが伺える。
もう一人の主役、すさんだ毎日を送る、19歳のユ・サンファン(リュ・スンボム)。
無軌道な不良少年が強盗でつかまり行き着いた場所は刑務所。そこで親の死に目にも会えず彼はボクシングに出会い再起を誓う。
そんな彼の強烈なキャラも目に焼きつく。 |
そんな二人が自身の再起をかけ目指したのはボクシング新人王戦。
一体誰が勝者となるのか。
そして行き場所を失った男二人は試合の後に何をみるのか・・・
***
ざらついた乾いた質感の映像。
無慈悲に展開される悲惨としかいいようがない男達の人生。
監督のリュスワンはこう語っている。
”私は主人公たちの心をわかっているか?毎日自らに問いかけた。極限的な状況に追い込まれた人物の姿を描きたかった。もうこれ以上落ちるところのない人間は、前に踏み出す希望を持っていると信じている。ボロボロになった二人の男が最後にニッコリと笑う姿こそ、私が「クライングフィスト」を撮った理由だ。”
この言葉の通り、この映画からはたくさんの勇気をもらうことが出来る。
また映画の背景として二人の男に共通して流れる”父と子”というテーマ。
一人の男はこれから生きる自分の息子のために。
一人の男は親孝行できずに死んでしまった父親のために。
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この父と子というキーワードがどうにもこうにも見る人を泣かせてしまう。
僕には小さな子供がいるので、息子のために、そして自分のために戦うチェミンシク演じるカンテシクにどうしても感情移入してしまった。
(※子役のソジン君が徹底的にかわいい!) |
父と子のボクシング映画と言えば”チャンプ”が有名だが、僕はこの映画のラスト、チャンプが死んでしまうシーンが悲しすぎて嫌いだ。
だけどこのクライングフィストのラストは…
この男達の最後は…
どうなるかは見てのお楽しみ。
でも、これだけは言えます。
人生は勝ち負けじゃない!!
人生から逃げたか、逃げなかったかだけだ。
そして逃げずに生き抜いた人間には必ず光が。。。
そう信じることが出来る大変いい映画だった。
この光はきっと本物の元殴られ屋”ハレルヤアキラ”さんにも…
4月の映画公開とあわせ、ロゼッタストーン、フリースタイルライフでは生のハレルヤさんに会える、話すことができるリアルイベントを実施予定です。
皆さんぜひお力をお貸しください。
なにとぞよろしくお願いいたします。
Written
by MIZK
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晴留屋明(はれるやあきら)プロフィール
1963年5月27日生まれ。中学校卒業後、ヨネクラボクシングジムに入門。
20歳でプロボクサーデビュー。引退後、電気工事会社を立ち上げたが事業に失敗。
1億5000万円の借金を背負うことに。1998年12月から借金返済のために「殴られ屋」を始める。
男性は1分間1000円、女性は500円で殴り放題。
3年4ヶ月続けてきたが現在は休業中。 |
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皆さんも是非応援をよろしくお願いいたします!!
ハレルヤさんに興味の湧いた方は是非出版社ロゼッタストーンWEBにて詳細をご覧ください。
そして一緒に応援しましょう!(フリースタイルライフ編集部)
http://www.rosetta.jp/
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・・・明日こそハレルヤ!プロジェクトの詳細は今後もお伝えしてゆきます。
期待してハレルヤ!!
(フリースタイルライフ編集部)
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