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最近、子供が寝ない。
夜な夜な寝ない。
昼寝がうまく出来ず、夜の中途半端な時間に起きる。
それでもってアレルギーで体のあちこちが痒いから、痒い、痒い、痒いのだーっと大暴れする。
仕方ないので夜な夜な我が家族は深夜にドライブに旅立つ。
車に乗って流れさる夜景を見ていると少しは痒みを忘れられるみたいだ。
なのでミッドナイトドライブ。
今夜もきっとミッドナイトドライブ。
我が家の車は最新テクノロジー搭載の乳母車。
そう思うと、こいつ、贅沢な子供めと思う。
***
子供との生活がはじまって2年と7ヶ月。
正直、辛いことが多い。
最初強烈に辛かったから、まあ、あれ以上はないだろうと思っていたけど、どうやらそれとこれとは別みたいだ。
子供という、超わがままなモンスターと暮らすということがここまでキツイとは。。。
オイラの奥さんは毎日切れてる。
キ------って!!
この時期っていわゆる悪魔の2歳児とか3歳児とか言うんでしょ?
確かにこりゃ大変だ。
この間、サイゼリヤに行ったんだけど、家族連れのお父さん、みんな、疲れきったうんざりした顔してる。
気持ちわかるなあ。やっと。
子供は大変だ。ほんと大変。
でも、まあ、その大変さの中でも思うことはある。
やっぱり全ての物事に意味はあるはずだから、子供が寝ないのも、子供がわがままモンスターなのも、子供が食物アレルギーでアトピーなのも全て理由があると思う。
その理由をひとつひとつ自分で考えてみた。
まず寝ないこと。そして夜な夜なドライブをしなけれないけないこと。
→これはあれだな。ほっとくと酒ばかり飲んでいる僕のことをドライブさせるという行為で戒めてるんだな、きっと。夜、車に乗らなければいけないから早い時間からお酒飲めないんだ。そのぶん仕事したり創作したりしてる。そう考えると健康にもいいし、創作も進むしいでいことのような気がする。
次、子供がわがままモンスターなこと
→これはあれだ。きっとあれだ。オイラにあれだ。人間が本来持つ繊細さとか、大人になってから忘れてしまたようなことを子供は肉体で思い出させてくれているんだ。欲しいものはどんなにみっともなくても欲しい!って泣き叫べみたいなさ。。。要はあれだ。諦めるな!!ということだ。きっと。はは。子供、諦めないもんな〜。
最後、食物アレルギー!!
→これは、真面目に書くけど、自分へのしっぺ返しだと思っている。振り返ると僕の生活は本当に自堕落で不規則でインスタント食品ばかり食べているような生活だった。これへのしっぺ返し。
でもそう書くと重くなるけど、いいこともあるんだ。今、僕は極力子供と一緒に野菜中心の薄味の添加物なしの食生活をしているんだけど、変わったよ!味覚が!だからたまにふらりと外食産業に入ると、これは体によくないもんを使ってる!!とかすぐわかるんだ。
これは感じてみると凄くいい。
そして結論として多分なんだけど僕はこう考えている。
子供との生活はすごく大変なんだけど、その大変さというのは、実は自分のことを矯正する役目を持っている。
それを証拠に確かに僕は思う。
子供を持たず、独身の頃と同じような生活を繰り返していたら、もうそろそろ死んだとしても決しておかしくはなかったんじゃないか?
それはオーバーでも、かなり早期に病気になったりしたのではないか?
やっぱり子供というのは、そんな自分のことを見捨てずに救いに来た天使みたいなものなんじゃないだろうか。
そんなことを考えながら、今夜もミッドナイトドライブ。ふふ。
つづく
2006-7-4
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