そういった意味でも様々な刺激があり、

"ただの写真好きが集まるだけでなく、自分が成長できるような何かが、このサークルにはある。”

と、愛用の２眼レフカメラを片手に、３年生の太田裕輔さんは語る。

太田さん(通称ロバート。その名の通りお笑いのロバートの馬場に似ているのが由来だそう。）は語学能力が高く、写真以外にも、音楽、ボランティア活動、個性的な考え方、生き方、その他と非常に引き出しが多い。

この日も、訪れた海外のゲストに完璧に応対していた。さすが。

↑神田外語大学 写真研究会の素敵なレディ達。皆さん素敵です。

そんな、誰もかれもが逸材の写真研究会。

そして、その中でも、さらに魅力あるフォトライフを提示するのが、幕張在住、４年生の鈴木厚史さん。

ここで彼のストーリーを簡単に。

彼は最近まで、うつ病だったそうだ。その中で、毎日、真剣に、生きるか、死ぬかという選択を突きつけられる日々。

そんな苦しい日々のなか、ある日、彼は結論として、鬱病を克服するためにも勇気を持って生きるということを選択する。

そして、その具体的な方法として、

カメラを片手に、ママチャリで沖縄までの旅へと出かける。という冒険を実践する。


”僕は旅をしています”というメッセージを自転車の看板にくくりつけて、旅をする鈴木さん。

その旅のなかで、本当にたくさんの人々に鈴木さんは出会ったそうだ。

驚くくらい多くの人が、旅の途中の彼に声をかけ、応援し、はげましてくれたそう。

そして、多くの人びとに出あってゆくなかで、今まで自分はいかに小さなところに閉じこもっていたかを実感、そして、自分は１人ではなく、多くの人に支えられているのだと心の底から感謝したそうだ。

その時の思いを原点に、鈴木さんは、感謝、ありがとう、をキーワードにたくさんの人のポートレートを撮影を開始。

それを今回の学園祭のメインの展示とした。

多くの人が訪れ（※なんと１０００人以上、訪れたそう）、盛況な展示となり、たくさんの人が笑顔になっていた。

今後は、自身の心の悩みの経験をふまえ、今後、鈴木さんは、同じような悩みを持つ人たちの力になれるような活動をしていきたいそうだ。


http://a2c.makusta.jp/


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