確かにその晩だけは、隣からの騒音はなく静かだった。
いや、静かだと僕が勝手に思っていただけか??
何にせよ、つかの間の静寂がその夜にはあった。
しかし、、、しかし、、、翌朝。
いつもと変わらぬ朝がきた。
いつもと変わらぬヘビーメタルな朝が(笑)
僕はそれを聞いて、こう悟った。
ああ、人が人に何かを頼むということの、難しさ。
自分が思ったことを他人が、はい、そうですかと受け入れてくれることの稀有さ。
隣人からしてみればきっとこうなのだろう。
隣のやつが言うこともわかるけど、
しかし!俺だって、このヘビーメタルがなければ生きてゆけんのだ!許せ!!けっ!!!
その気持ちもわかるよ。。わかるんだけどさ。。。
そう思いながら、自分の中で何かが切れてゆくのを感じた。。。
よーし、それならそれで、やったろうじゃねえか・・・
つづく
おまけ:
そう言えば、今じゃスターの”ポルノグラフティー”
彼らは売れる前に、オンボロの木造アパートに共同で住んで、
毎日毎日、大音量で音をかけ、歌をうたい、
上の階に住んでいた苦情を言ってきた女の人に、
やかましわ!!ボケっ!!!と、いてこましてたとか。
それをTVの音楽番組かなんかで笑いながら語るのを見て、
うわーこいつら最低だな。まじで。お前らの歌、金輪際聞かねーと僕は思いました(笑)
ひどいやつらです(笑)
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