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ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!
 





★フリスタ 魂のレビュー … その名の通り映画や音楽や本に関するレビューのコーナーです。ただし、そんじょそこらのフリーペーパーや情報誌に掲載されているような、チャラチャラした紙クズみたいなものじゃなく、人生に本当に勇気や感動を与えるものをお届けします。

とにかく勇気ある人生を送るためには日々精進が必要!そこで必要不可欠なのが映像や音や文章による感動!!このページではフリスタのメンバーが実際に自分で感動したものをご紹介してゆければと思っています。 ※あくまでフリスタらしくクセの多いものを宣伝ではなくセキララの言葉で!!

アンテナに来る作品がありましたら是非見て聞いてみてください。皆で感動を共有して一緒に人生を楽しんでゆきましょう!!そして人生に勇気を!! (フリスタ編集MIZK)


  

* * *



ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!







2006-11-7
リンダリンダリンダ 

2004年 邦画

オススメびと

フリスタ読者

犬丸36さん

 頑張ってるオンナノコが好きである。けなげだと思う。かっこいいと思う。見ているこっちまで勇気を分けてもらうことができる。

 だからそういう映画やドラマ、本があるとついつい手を出す。で、ほとんどの場合裏切られる。まあアレである。思春期のオンナノコの微妙な心の襞を商業ベースに乗せて描ききろうとするのがそもそもの間違いなのである。

 最近こっぴどく裏切られたのは「夜のピクニック」って本。何であんなに話題になってるのか、理解不能である。読了後2ヶ月ほどたつけど、未だにあの本に支払った数百円が悔しくて悔しくてたまらないのである。

 さて、「リンダリンダリンダ」である。当初はそれほど期待してなかったのである。「ああなるほど、上野樹里がジャズやってたあのクソ映画(「スィングガールズ」にも手ひどく裏切られたのである)のロック版ね」みたいに軽く見始めたのである。

 結論から言うと「大当たり」だった。学園祭や文化祭というハレの場に於いて、恒常的に居場所がなかった小生の身上と、真面目な留学生であるところのボーカルのオンナノコの視点が重なり合い、多分に共鳴してしまった。いやはや、手前が参加した文化祭なんて最早20年以上前のオハナシなのに、未だに熱くなれるモノなんだな。

 オーラス、彼女のたどたどしいニホンゴによって吐き出されるブルハの言霊の圧倒的パワーは絶品。「ロック」という音楽が持つ魂はこのフィルムの中に鮮やかに生きている。

犬丸36

http://inumaru36.cocolog-nifty.com/blog/








2006-11-6
ネバーエンディングストーリー

監督: ウォルフガング・ペーターゼン

オススメびと

精神が病んだら「現実逃避」をすればいい。


精神が病んだ時ほど「現実直視」しなけらばならない。
正解は無いが、イマのボクは前者を支持。

「人間に与えられた才能は一つ。忘れることだ」

と、新宿ゴールデン街で初老の男は語ったが、
その通りだ。

非日常的な感覚の象徴が「ドラクエ」にある人もいれば「バタリアン」
にある人もいる。
ボクの場合、あえて一つ選ぶとすれば「ネバーエンディングストーリー」


この映画、テレビの洋画劇場でしょっちゅう使いまわされているから、
子供の時に見た人も多いのではないでしょうか。

1984年に作られたこの映画。CGなんて当時は無いから、そのファンタジーの
ほとんどが人形と絵と、クロマキー合成で作られている。

いじめられっ子の少年が、古本屋で盗んだ本の中に入り込み、
その世界で冒険を続けていく・・・

シリーズは3まで映画化されているが、1以外見る価値無し。
ただ、個人的に2の主人公、ジョナサン・ブランディスは
適役だったので、27歳(ボクと同年齢)での死は惜しい。


んで持って、1のファルコン(幸福の竜)は、一番可愛い!


この映画は土曜日の夜に見よう。
予定も無く、ネットサーフィンで時間を潰すくらいだったら、
お近くのTSUTAYAへ。

主役のバスチアンと共に、ブラウン管を通じてあなたは旅に出る。
見始め5分で「子供だましや」とイヤになったら、スイッチを切って
radio headでも聴きながら沈みこんでみるのもいい。

そういう、現実逃避の仕方もある。

だけど、5分で「面白いかも」と見始めてしまったアナタは、
恐らくエンドロールと共にAMAZON.COMでミヒャエル・エンデの
原作、「果てしない物語」を注文していることだろう。
届くまで待ちきれないアナタは、翌日の日曜日本屋へと駆け込み、
児童書コーナーへと走っているだろう。
そして、遅い昼食の後、ベッドに寝転がってページを開く。

文章の力は凄い。
だから、原作のパワーは想像を絶する。

アナタの第二の冒険は、ページをめくった時から始まる。
それこそが真の物語。


ボクは、31回くらい冒険しました。
何でも、世の中にはお遍路参りみたいに、100回以上の
ツワモノがいると聞きますが・・・。

そして、本を読み終えた時、この物語の真意が「現実逃避」では無く、
「現実直視」だったことを知るのです。
心地よい気分に包まれながら・・・

雑魚ゾンビ






2006-11-6
HERMIT COMPLEX
/UP-BEAT

1988.10.21
オススメびと


20年くらい前、日のもと日本にて”バンドブーム”
なるものが沸き起こった。

それはたいそうな盛り上がりでロックというものが一気に市民権を得たのを憶えている。だけど流行は流行でしかなくその最後は無残なもの。見事なまでに皆散っていった。その中には僕の知り合いもいたりするんだけど。。。

そんな淘汰の時代のなかUP-BEATという今は無きバンドが”HERMIT COMPLEX〜世捨て人の憂鬱〜”という作品を世に出した。そこそこ売れた音源だと思う。このバンドはその後10枚くらいはアルバムを出したと思うんだけどどれが一番かというと、やっぱり僕はこれではないかと思う。

何が凄いかというと今聞いてもまったく色あせないその音。まわりはジュンスカイウォーカーズに代表されるようなひたすら即興的な誰にでも出来る音でガキがはしゃぐ中、このUP-BEATのアルバムからはAC/DCであるとかストーンズであるとかRAMONESであるとかBEATLESであるとかとにかくその本物を聞いてきた人間にしかわからない匂いがガンガン溢れてきてそこに、完璧な日本語の詩の世界がのっかっている。

このバンドはとてもルックスが良かったためアイドル然ととらえられるむきがあったけど、(現に僕もそう見てた)このHERMIT COMPLEXという作品を聞いて僕は愕然とした。そしてそのあまりの才能にしばらく呆然とした。

そしてその頃のバンドが愛だ恋だ夢だと浮かれる中、このバンドは言い切った。

この世界は狂ってる。

そしてこんな世界いっそ捨てちまうのも悪くない。

バブルに浮かれる時代にこんなことを言っていたバンドは他にないと思う。(※あっ、ARBはずっと一貫して言っていたかも。)


今でも聞く、愛聴版。
残念ながらもう廃盤らしいけど、古本屋とかどこかでもし手にとる機会があったら是非聴いてみてください。

好き好きもあると思うけどはまる人にはガッチリはまります。


MIZK








2006-10-23
Paris,Texas

出演: ハリー・ディーン・スタントン 監督: ヴィム・ヴェンダース
オススメびと


映画や音楽、絵画や詩
あらゆる「表現作品」に対して雑食的な僕が観た久しぶりの素晴らしい作品。
映画の中の全てのシーンが名場面なのだ。

僕が生まれて4年後の1985年にこの映画が作られたという事実を知ったのは不覚にも映画終了後のエンドロール上で、同じくこの作品が当時のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞していた事実も「嗚呼、やっぱりそうだろうな」のヒトコトで収まった。

本当にいい作品というのは、時代を越えて観る人を新しい感覚で魅了する。
仮にこの映画が作られたのが1〜2年前だったとしても、何ら違和感を抱くコトはなかっただろう。

映画「Paris,Texas」
僕は敢えてストーリーや登場人物をここに綴らない。
「コレが"レビュー"なのか?ハゲ!」とか言われても仕方ない気はするが、気にしない。なぜなら僕は、君の知らない「心を揺さぶられる映画」を観たからだ。

空の色で感情を表現するロードムービー。
スライドするギターの音が毛細血管にまで響く。
80年代の素晴らしいアメリカを観たコトがあるかい?


one love







2006-10-21
激突!

出演: デニス・ウィーバー 監督: スティーヴン・スピルバーグ
オススメびと


この世は不条理だらけ
だなぁ、なんて毎日思えど、

一体どれほどの人間が、それを苦と受け止めているのか。
わからん。わからんが、少なくともあたしは毎日苦。
それから逃げるために映画を観るのだろうが、
その映画も苦のものを選ぶこと多し。
この映画も苦。不条理。
「なんで俺ばっかしこんな目に!」
と思っている人にこそ観てほしい。
多分、最もお金のかかっていないスピルバーグ作品。







2006-10-21
ロッキーホラーショー

出演: ティム・カリー, スーザン・サランドン 監督: ジム・シャーマン
オススメびと


グラムロック好きのロケンローラーは、皆必ずこの映画を観るであろう1本。

ティム・キャリー演ずるフランクが、ロックの華々しさ、暴力さ、はかなさ、虚しさ、そして、愛しさと切なさと心強さを、樽のような魅惑のボディーで体現。
おバカな世界が好きな人にはおススメ。
ティム出演の映画、スティーブン・キングの「IT」や「ザ・タイタニック」も観よう!
レオ様の「タイタニック」には出ていないので注意。
「ザ・タイタニック」。「ザ」が付く。
それにしてもティムは、あたしが昔勤めていた歯科医院の、セクハラ院長に似ている・・・。








2006-10-21
0061 北京より愛をこめて!?

出演: チャウ・シンチー, アニタ・ユン 監督: チャウ・シンチー
オススメびと


「少林サッカー」で一躍メジャーになった、チャウ・シンチー主演・監督作品。

「007」をパロった(全然違うけど)スパイ映画(とも言いがたいけど)なのだが、
チャウ・シンチーの「笑い」は、どこかドリフ的でもあるし、見方によっては非常にシュールで残酷。
そのせめぎあい(おバカとも言う)が、なんとも郷愁を誘うのでついつい観てしまう。








2006-10-16
多毛留

絵・文 米倉斉加年
1976年

オススメびと


この絵本は今もっともタイムリな一冊かも知れない。朝鮮民族と日本人の深い溝の悲しみが家族というものを通して見事に描かれている。

ストーリーはこうだ。
ある漁師町に一人の美しい女が打ちあげられる。口をきかないその女を漁師である男が面倒をみるうちに二人の間に”多毛留”(タケル)という子供が生まれ、タケルは健やかに育つ。しかしタケルが青年になった時、海の向こうより女を向かえに男たちが現われる。彼らはタケルの母の前の家族。朝鮮人の家族。タケルはその男たちを殺そうと刃物を手にする・・・

この本は僕の母が大切に持っていた。それを僕がゆずり受けた。
なぜこの本を母は大事に持っていたのだろう?
よくそのことを考える。
僕は父親の存在を知らない。母も父親のことを僕に教えない。だから僕は自分が完全には日本人でないかも知れないとうっすらと思っている。でもまだ真実はわからない。

とにかくそんな経緯があるから現代の日本の中で雨後のタケノコのように湧き出す流行のようなナショナリズムが僕にはちゃんちゃら可笑しい。

また逆もしかりで、北朝鮮や韓国での単細胞の反日感情にも激しい怒りを感じる。

そもそも国籍なんかとても曖昧なもの。人間と人間は歴史の中で過密に交わっている。純粋な血統の日本人なんかいやしないと僕は思ってる。

人間というものはもっと深いものだし、そんなに簡単に憎みあっていいものではない。そしてもっともっとお互いを理解しあえる余地が僕はまだまだあると思う。そんなことをこの絵本を見るたびに思う。

作者の米倉斉加年さんは俳優でもあり、絵本作家でもある。そのハっとさせられるような絵のタッチを見るだけでも価値がある作品だと思います。

是非どうぞ。










2006-10-8
エリ・エリ・レマ・サバクタニ

監督・脚本:青山真治
出演:浅野忠信/宮崎あおい/中原昌也/筒井康隆/
オススメびと


自殺してしまい
たくなる謎の病気”レミング病”が蔓延する西暦2015年の世界での話し。浅野忠信と暴力温泉芸者"中原昌也”、宮崎あおいとキャストだけでグッと来る。
内容は思っていたよりは常識的な内容だった印象。
だけど全編を通して貫かれる”生きたいと願ったものだけが生きられるのだ”というメッセージが弱った心にどっかり入ってくる。

と、同時に映画から伝わってくる”俺達はそもそも最初から生きてなんかいない。”というシニカルな視点もまさに現代にマッチしたテーマだと思う。

僕は自殺を考えた人の気持ちの端っこがわかる。本当に端っこだけどわかる。その死というものの強烈な引力は想像以上に抗いがたい。その引力に抗うだけの力はこの映画にはないと思うけど、抗うための何かヒントみたいなものはあるのではないかと思う。

関係ないけどあの毒舌文章家の中原昌也のキャラが想像以上に弱々しくてちょっと笑った。







2006-10-6

エターナルサンシャイン


2004年 アメリカ
オススメびと


恋愛に疲れた
人は観るといい、
彼氏や彼女と一緒でも、一人でも、猫と一緒でも。
暗い部屋でも明るい部屋でも昼でも夜でも、

なんとなく恋する心が疲れているときに観れば
観終わった後に、


また次の新しい一歩を優雅に踏み出せる気がする。


巷に溢れている金の匂いのプンプンする、
ありきたりのハリウッディな恋愛映画とは明らかに一線を画す、
新しい角度からの作品。

冬のイチオシ、ご覧あれ。


合掌







2006-10-6
隠し剣 鬼の爪

2004年
オススメびと


ご存知山田洋二 たそがれ清兵衛につづく映画。

東北の武士片桐宗蔵(永瀬正敏)と女中のきえ(松たか子)の身分を越えた恋の話し。
僕はこの映画が本当に好きで好きで何度も見てる。どんな場面でもどんな相手に対してもひるむことなく生きる永瀬正敏の姿に本当に勇気をもらえる。

僕は現実社会においてたまに逃げる時がある。そしてたまに自分の考えを曲げ強いものに屈するときがある。そんな自分がいつもいつもとても恥ずかしい。そしてこの映画の主人公のようにもっと強くありたいと思う。

話しは変わって江戸時代、封建主義。
本当にこんな理不尽な時代だったんだろうか。

もしその時代に自分がいたら自分は何だったんだろうか。農民だったんだろうか?町人だったんだろうか?それとも武士?いや、辺境のエタ非人…?

昔を偲ぶと現代はよほど自由で素晴らしいと思う。
時代劇を見るといつもそう思う。









2006-10-3
ブリエアの解放者たち 

著者 ドウス 昌代
オススメびと

フリスタ読者

Tatsurixさん
この本は第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で活躍した日系アメリカ軍のお話です。

当時アメリカに移住していた日系1・2生(ハワイ系・本土系)で作られた部隊がなぜ戦争にいったのか、自由と権利を守る為、それを母国(アメリカ)に証明する為彼らはアメリカ人として戦争に行きました。
(本土系の日系人は強制収用されていました)

ネタバレすると面白くないですから、これぐらいで、、、

彼らは自身と家族の自由と権利を獲得するために、それを母国に認めさせる為に戦争にいった。そんな時代にいた若者たちから、時代の刹那さと共に彼らの勇気を感じる作品です。文芸春秋読者賞受賞作。

第1章 マウイ号の行手
第2章 ワン(1)・プカ(0)・プカ(0)
第3章 ゴー・フォ・ブローク
第4章 真珠湾からのモルモット
第5章 狂信的(ファナティック)な兵士たち
第6章 我らがメアリー
第7章 黒い森の黄色い米兵
第8章 「失われた大隊(ロスト・バタリオン)」救出(1)
第9章 「失われた大隊(ロスト・バタリオン)」救出(2)

<
フリスタ読者 Tatsurixさんからの投稿>









2006-10-2
「泣いた赤鬼」 

浜田広介/作 狩野ふきこ/絵、小さな出版社
オススメびと
僕が敬愛する寺山修司氏はイチ押しの友情文学に「走れメロス」を挙げているが、僕にとっての友情文学というか、もはや友情絵本になるのか?
それは「泣いた赤鬼」の他に何があるというのだ!!おい!!
小学校の「道徳」の授業で教科書に載っていた「泣いた赤鬼」、勉強嫌いの僕が唯一教科書に落書きをしなかったページが「泣いた赤鬼」だ。

文章を朗読し、黙読し、また朗読し、家に帰ってからも、もう一度読み返し、心の涙をペニャンペニャンに流した。
僕の中で、「絵本を読ませたら日本一」の称号を持つ、なるみ(母親50歳)にも懇願し、その日の晩に読んで聞かせてもらった。

奇特にも「泣いた赤鬼」を読んだことないという人は、PCの前で座って、こんなん読んでないでさっさと本屋に駆け込んで欲しいし、泣いた赤鬼を読んだコトある人はもう一度、あの温かさや、優しさや、不条理を全身で思い出して隣人を愛すという、究極の自己犠牲の完成形を目指して欲しい。
マイ.キング.オブ.ブック.イズ.泣いた赤鬼!!


俺はあの日の夜に、赤鬼より泣いた!!!!!
青鬼君、ゴメンなさい!!と号泣する赤鬼君と、その情景を頭に浮かびながら号泣する僕と!!
必読である!!!!
自己犠牲こそが男の美学だ!!!


合掌








2006-10-2
ザ・ビーチ オススメびと
ぶっちゃけ、この映画、嫌いな人の方が多いす。
何でかって、まず主演のディカプリオのお顔が
何となくムクんでいて、タイタニックのおもかげ
ないですから・・・。それに、サスペンスとしても
未熟。だが、ボクはあえて推すのだ!!

この映画を見るときは、まず部屋の明かりを消して
蝋燭を灯しましょう。そして、チャンダン(お香)
を炊き、携帯電話の電源を切るのが良い。傍らに
洋酒店で買ったビンビールも。

オープニングはまずバンコクのカオサン通りから
始まる。バックパッカーの聖地。世界中の旅行者の
入り口、出口、中継地点の全てを兼ねる実在の小路。

そこからリチャード(デカプリオ)の旅が始まる。
仲間と共に、伝説のビーチを捜し求めに行くわけだが、
その結末は・・・。

世界旅行をしていると、こういう話ってよくある。
「あそこはまだ未開の地で、独自のコミューンがある」
とか「誰も見たことが無い美しい光景」とか・・・
そのほとんどが、ドラッグと売春に犯された湿ったい
場所だったりするのだけど、それが現実だとわかっていながらも、
旅人は誘惑に駆られ、どこぞの未開の地へと足を伸ばしていく。

ロード・ムービーとしては、パリ・テキサスとかテルマ&ルイーズ
には及ばないかもしれないけれど、美しい光景と音楽、そして
現実離れしているようで現実っぽい映像は、平凡な毎日のドロ垢
をきっと、落としてくれるだろうよ。

特に、ラスト・シーンが素敵です。
このラスト・シーン5分を見てから、僕は毎朝出社してたほどです。

映画を見終わって我慢できなくなったら、引き出しの中の
ありったけの小銭まで集めて旅に出ちゃいましょう。
今度の旅は、うーんと長く、時間を取ってゆったりとね。
もちろん、原作でもある、アレックス・ガーランドの
「THE BEACH」をバックパックに詰め込んでね。








2006-10-1
アメリカンライフ  by MADONNA オススメびと

来日公演も盛況に終わったマドンナ。僕はなにげにマドンナの戦争反対という明確な意思が大好きだ。その完全な意思表明となったのがこの作品”アメリカンライフ” 洗練された実験的とも言えるサウンドと生のギターの音を大胆に取り入れた構成。素晴らしくかっこ良い。
マドンナの今の思想は明確!「平和を!戦争反対!ブッシュ政権は認められない!」だ。こんなわかりやすいが故に下手すれば暗殺されてもおかしくない危険きわまりない発言を何も恐れずに展開する。そこには何があるのだろう、何が彼女をそこまで奮い立たせるのか。母性だろうか。それとも怒りだろうか。

マドンナ、その名の通りマドンナは本物の聖母になりつつあるのかも知れない。歌い踊り時にエロティックな姿でこの世界に下った。
アメリカンライフの歌詞でこんな一説がある。

This type of modern life
Is it for free?

こんな世界、本当に自由?? ということだ。






2006-10-1

アミスタッド 

(1997年/米/155分 監 督 スティーヴン ・スピルバーグ)

オススメびと
この映画はフリスタメンバーであるHATAに教えてもらって見た。正直、見ていて怒りに震え絶叫しそうになった。内容は理不尽に虐殺され売買されてゆく黒人奴隷にまつわる話しなんだけれど、その描写全てがあえて徹底的にリアルに描かれていて本当に辛い。
黒人が白人によってある日突然狩られ、船に詰め込まれて鎖で縛られ海を渡る。家畜としてゴミのようなエサを与えられる。女たちは犯される。子供たちは海に棄てられる。反抗する男どもは容赦なく虐殺される。

この地球という星はわずか200年くらい前、こんなにも残酷で悲しみに満ちていた。この事実を人間は絶対に忘れてはならない僕は思う。本当に辛い映画なんだけど恐れずに皆に見て欲しいと思う一本。
TSUTAYAとかにあるから是非。。。





2006-10-1
Vietnam 1964 by SHERBETS

オススメびと

元ブランキージェットシティの浅井健一がつくったバンド、シャーベッツ。その3枚目くらいの作品。僕はこのアルバムとそのくらいにリリースされた”38スペシャル”という曲を一生聞くのではないかと思う。それくらい衝撃が強かった。

アルバムの中の”BLACK JENNY”という曲では、”この世界は愛で動いているんじゃなかったのか!?”徹底的に嘆き絶望し、38スペシャルでは、この国では政治とか宗教とか音楽とかガキどもとか街とか新聞とかTVとかすべて完全に狂っていると断言する。

何も恐れない。そう思ったからそう思い生きる。浅井健一のその生き方に完全に勇気をもらえる。手に入れずらいかも知れないけど何とか探して聞いて欲しい音楽。絶対。






2006-10-1
JOHN LENNON

オススメびと
言わずもがなジョンレノン!!今さらと思うかもしれないけど10代の若い層とかには何だか良くわからない偉人みたいに思われているんじゃないかな。

ジョンレノンはオノヨーコとともにラヴ&ピースを追い求めたわけだけど、僕がジョンレノンに対して敬意を払うのはそこじゃない。じゃあどこかと言うと、それはジョンレノンという人は徹底的に何かが欠落していた人間だというところ。
彼は母の愛を知らない。すごく複雑な幼少の環境で彼はなんと自分の母を姉だと信じて育った。
そして父親との関係も最後まで最悪だった。そんなジョンがR&Rに出会いそしてオノヨーコと出会い自分が逃げ続けてきた現実と戦う。
時には麻薬中毒になりながら、時にはアルコール中毒になりながら、挫折と復活を繰り返しながら生きてゆく。

その魂の奇跡がジョンレノンの残した音。COLD TURKEYという曲では麻薬中毒患者のことをリアルに歌い、Motherという曲では自分は完全なマザコンであると絶叫する。そんな誰よりも生きることが下手クソだったジョンレノン。僕はそこに勇気を憶えるのです。

そういう背景を知るとSTAND BY MEなんかのスタンダードナンバーもぐっと深みを感じます。彼は弱者の魂を理解していた希少なアーティストであったと思います。




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