[つくり気] ver. freestyle-life
#006
デザイナーと政治経済
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タイトルがやけに固めだけど
僕の話なんだから
難しいもんじゃないのでご安心を
デザインの仕事は以外と「政治経済」の動きに関係してる
というのも僕がフリーになった1996年はバブル期が終わった頃
panixを名乗りはじめて10年が経とうとしている。(よくふんばった♪)
(ちなみに バブル期>1986年11月から1991年2月までの51ヶ月間)
そういえばフリーになる時、
反対した人も多かった気がする「こんな時代に」ってね
僕は逆にチャンスかなぁ〜って楽観的だったんだけど
「政治経済」に動きがあるときデザインの仕事も動く
バブル期は僕は会社員&半分フリーランス(ちょい反則だね)
この頃と言えば、極端な話「何をやってもお金になった」
かけ出しの僕が少し外部の仕事をするだけで
給料においつけるくらいだったし。
その頃やった外の仕事で印象的なのは
小さな広告代理店から来た仕事で
プレゼンで勝ち取った「某大手プロレス団体20周年 ポスター」
横浜アリーナが会場だった記憶がある。
景気が極端に良い時はギャラの発生するプレゼンが多かった
出てくるデザインもいろんなアプローチがあって
人のモノを見ていても面白ろいし、デザインするのも楽しかった。
お客さんも大手中小フリーをバシバシと使っていた
とうぜんお金も相当つかっていたんだろうね
選ばれるデザインも無難なものよりも何か目新しいモノだったり
僕がデザインした「某大手プロレス団体20周年 ポスター」も
レスラーの写真をいっさい使わないで「鳥」のイラストを大胆に入れたもの
プロレスファンには不評だったらしいけどね^^
そして、僕がフリーになった1990年代後半はというと
プレゼンは多いけど決まらないとお金にならない
バブル期をひっぱったままの要求と固くなった財布のヒモ。
ただ、あえてここで独立を決めたのにはワケがある
僕自身、外の仕事が増えすぎてしまったことと
「リニューアル」モノの仕事が多かったこと。
この「リニューアル」モノとはバブル期につくったモノを
なるべく予算をしぼって一新する内容
プレゼンフィはでないけど決まれば仕事になる。
ここにチャンスがあると思った。
「S」の気がある僕は時に自分に対しても「S」を発動する
だから制約があってガラッと変えてよい仕事は燃える
おかげさまでフリーになった前半の5年間は安泰で仕事に困る事はなかった
2000年に入ってからはあっちもこっちも不況不況!!
予算のない仕事ばかりになった。
それでも仕事はとれていたし、忙しかった
デザイナーに景気はあんまり関係ないかなぁ〜って思うほどに
そこにはちょっとしたpanixノウハウがあるんだけど
今回の話からそれてしまいそうだから
次の機会にでも書くことにしようかな
3月で沼津に来て、まる2年になる。
ライブドアショックや姉歯問題を繁栄して
原稿が差し替わったり
小泉首相の顔をコラージュしたり
しまいには小泉首相を含めた自民党3役をいじったりと
時代が動くと仕事も動く。
そんな以外と「政治経済」も関係のある
デザインの現場なんだなぁ〜と思う今日この頃
願わくばとことんハッピーな事件を
繁栄した仕事に出会いたいね。
pani.k |
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待ちにまってた出番がきたぜ!
いよいよDECOmotion 3がはじまるよ!!!
開催日:2/17(金).18(土).19(日)
場 所:〒141-0022 東京都品川区東五反田1-10-7 AIOSビル1F[壱番館]
開 場:PM19:00〜Last
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