2006年2月3日 節分。
東京は新大久保にて行われた”E.G.P.P.100(One Hundred)/東京ポエトリー・ルネッサンス!Step55
テーマ:「春と墓碑銘」 ”というイベントにフリースタイルライフとして参加させてもらった。
イベントの内容はオープンマイクスタイルで(※要するに誰でも参加できる。)参加する人々がおのおの自作詩であったり、音楽であったり、演劇であったりをそれぞれ自分流のスタイルで皆に披露するというもの。
2001年8月から定期的に続く知る人ぞ知る面白いイベントだ。
満員御礼の中、主催者である”フーゲツのJUNさん”が進行役として軽妙なトークで場を仕切ってゆく。
”フーゲツのJUNさん”とフリスタ編集MIZK
このフーゲツのJUNさん、自らを”60年代新宿フーテン族の生き残りと自称”するとおり自由な空気に満ち満ちている大変魅力的な人。
正直最初は初対面で緊張したのだが、一言会話しただけで打ち解けた。存在そのものがLOVE&PEACEを体現している人なのだなあと感じた。
イベントは進行してゆき、次々とパワーあふれる人々が登場してくる。
その中にはこの自由型の人生100にも登場してもらった”平山昇”さんの姿も。
http://www.freestyle-life.net/freestyler-wo-sagashite-page-4.htm
平山さんの朗読する詩にうなずく人多数。
”下流社会を涼しい顔して…”
時代にマッチしたメッセージだと本当に思う。
僕フリスタ編集MIZKもギター一本で参加させてもらい皆に暖かく迎え入れられる。
こういう場に出て、思うことはいつもひとつ。
人生って面白いよな・・・
知らない人がたくさんいるところに行って、”ええい、ままよ!”という背水の陣で、ギターをかき鳴らし自分のことを思い切ってぶつけてみる。
生の自分をぶつけてみる。
言うなればSEXだよね。
そうすると何かが生まれる。
それは新しい友達だったり。
新しい芸術作品だったり。
うん、人生は面白い。
その面白さに触発されていてもたってもいられなくなった、我がフリスタメンバーの”誠一郎”が飛び込みで参加するというハプニングも。
若き挑戦的な詩人の参加に場内は沸く。
そしてその下ネタ的な詩も受けた…あはは。
その後も マツイサトコ、おもとなほ、bambi、ハウス・オブ・グリーン、北村イエスさんなどなど素敵なそして個性的なミュージシャン、パフォーマーが登場。
そして最後にトリとしてバンド”花&フェノミナン”登場!!
http://hana-phenomenon.web.infoseek.co.jp/
このバンド、昨年2月に開催した「つなみライブエイド」で好評を博したりともとにかく実力派。
一言で言って凄い!!
そしてどえらいカッコよい!
優しげななバンド名とは違い演奏はエッジが聴いていてそしてとにかく唄のパワーが素晴らしい。文句なくいいバンドだと思います。
またこの日はこんなことも。
この”花&フェノミナン”に立川自衛隊宿舎反戦ビラ裁判
http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20050926.html
の「良心の被告」(アムネスティ認定)の”さっちゃん”さんがジャンベで参加。
行動の是非は置いておくとして、彼女のことを僕は単純に凄いと思った。
その揺るぎない姿勢に。
”反戦!”という絶対に譲らない自分の信じたことのために権力とも真っ向から闘ってゆく。それも明るく、あっけらかんと。
こういうのって実際、出来ないことなんだよね。
でも、さっちゃんさんはやりのけている。
そこはただ凄いと思った。
そんなこんなで大盛りあがりのうちイベントは終了。
後で聞いた話では会場に入ることが出来ず涙を飲んで帰った人もたくさんいたとか…
そんな凄いイベントでした。
そしてこんなにも多くの自由型で自分の決めた方法で生きる人々が一同に集う。
そこに素晴らしさを感じました。
そしてこのイベント
E.G.P.P.100(One
Hundred)/東京ポエトリー・ルネッサンス!
は、
生きることが下手な人。
自分をさらけ出すことが不得意な人。
そういった全ての迷える人々へのひとつの道しるべになるのではないか。
そんなことを思い帰路についたフリスタ編集MIZKなのでありました。
では、また。
2006-2-4 MIZK
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