2004年　7月某日

「 　優しさ　　」

最近、彼女から

「優しくないね〜」

という言葉をよくいただく。





確かに最近、僕は優しさが減ってきているようだ。

その証拠に前より育児に協力的でなくなってきている。


子供が生まれて２、３ヶ月の頃は本当に必死だった。

あたふた、あたふたしながら２４時間、彼女のフォローをしてきた。

でも最近は違う。

自分のことに割く時間が多くなってきている。





どうしてだろう？と自分で考えてみる。

子供が大きくなってきて、意外とほっておいても大丈夫と判断したからかな？

それとも単純に育児がつらくなってきたからかな？

仕事で疲れているのかな？

などと、色々なことを頭に思う。


でも、答えはやはり一つだと落ち着く。


それは僕自身が父親という存在と

本来わがままである「男」という存在のはざまで

ゆれているということだ。


要約すると

「父親になりきれていない。」


覚悟したはずの自分が薄まってきている。

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