平山昇さん。 年齢56才。 2000年4月に務めていた会社を辞め、現在はJJSC = NPO法人 自主事業サポートセンターの理事長を勤め、シンポジウム”就職しないで生きるには?”など興味ぶかい企画を世に打ち出す。 WEB ⇒ http://jjsc.jp/
平山さんへの賛同者も多く、ビート詩人で有名なムロケンさん、ふーてん詩人フーゲツのJUNさん、ヒッピー詩人ドクターセブンさんなどハミダシ著名人も積極的に平山さんのイベントに参加して話題をふりまく。
平山さんがこのNPO法人を作った理由は明快。 リストラされた中高年、ニート、フリーター的若者など、ドロップアウトしたか、されたかの下流社会人たちをサポートするため。
そして"人間には色々な生き方があって、決してレールの上だけのものではない。そのことをきちんとこの社会にメッセージとして発信したい。
今回はそんな自由人にして詩人、NPO自主事業サポートセンターと、本づくりSOHOダルマ舎を主宰する平山昇さんをご紹介します。 平山さんの生き方はきっとあなたに勇気を与えると思います。
そうです。 そして私はその光景に驚きました。 全国から5000人もの現役のヒッピーが来ていて、皆、自分の好きなスタイルで、オヤジでも髪はポニーテイルがあたりまえで、みんな楽しくやっていて、日本にもカウンター・カルチャー的生き方をしている人々がこんなにたくさんいたのだ、と。
これには本当に驚かされました。 と同時に「俺もこれでいくか」と勇気づけられました。 人生はやる気さえあれば好きに生きることが出来る!って。
最初は"会社をやめて本当に生きられるのか?"と考えもしました。 でもいざ独立してみたら、ストレスはないし、好きなことは出来る、好きなことを通して友達も増える。収入は確かに減ったけど、それにはかえられない自由を手にいれました。 なんとかなるものですよ、人生は! だから私は会社勤めをしている友達に冗談を交えこう言うんです。 "おい!まだサラリーマンやっているのか。早く辞めたほうがいいぞ!" って(笑)
レイモンド・マンゴーの"就職しないで生きるには"は、1960年代にコミューン暮らしをしていたヒッピーたちが、街に出で「コレクティブ」などをつくって始めた商売をフィールドワークしたものですが、その後アメリカでは、そういったカウンター・カルチャー(対抗文化)的生き方の中から、パソコン文化やNPOやインターネットが生み出されてきたのです。 ですから、"就職しないで生きるには"は、現在の日本に必要なキイ・ワードなのです。
はい、ありがたいことにそんなに多くはないですが、来てくれました。 うれしいことです。
誤解のないように一言言っておけば、自由に生きるとは、楽して生きることではありません。国や行政、さらには仲間をあてにすることでもありません。要は、自立することです。私たちのNPOがやろうとしていることは、そのサポートなのです。 自由に生きる、自立するのはけっこうたいへんなことですけど、いろいろなことを経験したり、失敗したり、挫折したりということは、人生にはマイナスではありません。挫折は早いほうがいいですね。それから貧乏も気にしない方がいいですね。
平山さん、そして物質文明を否定して精神的な自由を求めるビートジェネレーション、はるか50年も前のアメリカに沸き起こったこの現象が今再びこの世界に求められている。 常々そんなことを思っている僕にとって平山さんとの話しはたいへん興味深かった。 そしてドロップアウトしても大丈夫。 人生はそこから広がってゆくだけというメッセージはまさに現代の人間に必要なものだと心から思う。 平山さんのイベントなどに今後は積極的に参加させてもらおうと思っている。 アンテナにピン!と来た人は是非ご一緒に。 (MIZK)
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