ずっとやりたかったことを、やりなさい。
…ジュリア・キャメロン
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この本、すごく有名なんだけどね。
有名なだけの理由はある本。
内容がとにかくいい。
今まで、”やってはいけない”ことと、教え込まれていたこと全て、
そんなの間違いだよ!!
本当の正解は君の心が思ったとおりだよ!!
と教えてくれる。
なかでも、”善人の罠”という項目に書いてあったことには、本当に救われた。
ジュリアは言ってくれるんだよ。
人間は、そして特にモノを作る人間は、意志と勇気を持って、ひとりの時間をつくらなければならない。
いつのまにか、そうすることが、悪であるような、社会性が無いような、そんな常識を僕らは持っているけれども、それこそが、善人の罠。
自分をおさえつけ、自分のやりたいことをせず、ただ、まわりにいい顔をしていると、いつしか、誰でも周りの人を恨むようになる。
自分がこんなに不幸なのは、あいつのせいだ。
自分がうまくいかないのは、彼のせいだ。
そして最悪の結果を迎える。
多くの人が、自分で自分の夢をあきらめることで、いい人間であろうとする。
「自分はいいことをしている。」という欺瞞の心で生きてゆく。
とにかく、結論はこうだ。
わがままでいい。
いい意味で、わがままに生きていい。
それで、最初は軋轢があるだろうけど、それで深刻なダメージを負うものはほとんどいない。
ただ自分にとって都合の良い人間が一人減るだけ。
子供の頃に自分の中にいた、素直な自分を大切にして、
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
いい言葉だね。
フリスタ編集長 MIZK
2008-12-16
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