「(イスラムでは)弱いことはむしろ良いこと。強くなれなんて言わないのよ。 強くなって、でどうするの?と弱いことを潔く認めてしまう。」 … 片倉もとこ 「ゆとろぎ イスラームのゆたかな時代」インタビューより(読売ウィークリー)
*** 「ゆとろぎ イスラームのゆたかな時代」という本を書かれた片倉もとこさんの言葉に凄く惹かれるものがあった。 冒頭にも書いたけど、イスラムでは”強い”ということに、さほど価値がない。人間の強さなど、たかが知れている。それよりも大切なのは、自分は弱いと潔く認めてしまうこと。そして他人のことを思いやること。 彼女の言葉を聞いていると、この毎日毎日殺気だった日本のなか、いっそ、なにもかも捨てて、ふらふらと、イスラム教に帰依してしまおうかとすら思える。 また、イスラム教のなかでは、休むということ、休息するということを、自らの力でちゃんと出来るようになってから、はじめて大人であると認められるらしい。 ようは、仕事ばかりして、いつも忙しくしている人は、自分の意志を持っていないという意味で大人ではないということ。 こういう考えかた素晴らしいよね。 こういう考えかたこそが、これからの世界に必要だと思う。 そんなイスラムの考えから見ると、日本人や西洋人は、働く力は持っているが、休む力を持っていない不完全な存在ということになる。 あなたはどう? 休む力持っていますか?? 休むのも一種の勇気だと僕は思っています。
フリスタ編集長 MIZK 2008-8-26
このコンテンツを読んでの感想を是非お気軽にお寄せください。
皆様の声はきっとフリースタイラーたちの明日への糧になることでしょう!!