権力者の謀略にはめられ、警察、マフィア、すべてに命を狙われるはめになった、刑事ベン・ショックリー(クリントイーストウッド)と売春婦で女囚のマリー(ソンドラ・ロック)
その二人が意地とプライドをかけ、殺されることを覚悟で権力者の元へと向かう前のシーン。
ベンは言う。
”コミッショナー(権力者)のやつに俺を選んだことを間違いだと思い知らせてやる。”
”そんなことしても殺されるだけよ。誰も理解してくれないわ。それよりも二人で逃げるのよ。”
”いや、きっと誰かが俺のやることをわかってくれる。”
”---それは誰??”
”俺だ。”
そのシーン。
くーー!! このシーン、何度見てもしびれる。
この後、二人はバスを一台ジャックして、乗客を全ておろし、運転席を厚い鉄板で補強して、武装して何千人もの警官が銃をかまえる裁判所前へと向かうのだけれど、何万発もの銃弾がリアルに撃ちこまれるシーンは本当に圧巻。
結果、彼らはボロボロに傷を負いながらも勝利するんだけども、その揺るぎ無い姿勢。恐怖に立ち向かってゆく生き方に本当に勇気をもらえる。
この映画は絶対見るべきだ!!
フリスタ編集長 MIZK
2008-6-23
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