コレジャナイロボって知ってる?自爆ボタンって知ってる?
「Fire Your
Imagination」
あなたの想像力に火をつけたい!!を合言葉に、完全無敵の奇抜なアイデアでこの世界を自由型で泳ぐ今話題のユニット。それがザリガニワークス!!
自由型の人生100vol.32は、その中心である武笠太郎さん、坂本嘉種さんにお話を伺ってきました。
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---まずは、コレジャナイロボのグッドデザイン賞受賞、おめでとうございます。
「ありがとうございます。受賞できて素直に嬉しかったです。なんでもクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏が『私が選んだ一品』にも選出して頂いたみたいで、本当ありがたいかぎりです。」
---太郎商店に始まってザリガニワークスの作品はどれも本当に面白いですよね。そもそもどういう動機で始められたのですか?
「単純に面白いからですよね。まずは自分たちが。もう全てのベースがそこにありますね。」
ザリガニワークスのアイテムは本当に多彩。詳しくは↑をクリック!
左から武笠さん/坂本さん
---でも、お話を伺うと、はじめから成功されていたわけではないんですよね。
「はい、はじめの頃はダメでしたねえ。全然売れなかった。ほんと、悔しいくらい。(武笠さん)」
---その不遇の時はどんな気持ちで過ごされていたんですか?
「どうしたら世の中に面白がってもらえるんだろう?ただひたすら、そのことを考えていましたね。でも、その時もなんだかんだいって楽しくやってました。楽しくなかった時期というのは基本的にないんですね。幸いなことに。(武笠さん)」
---ザリガニワークスで独立される前はお二人ともサラリーマンだったんですよね。
「はい。毎日ハードに働いてましたよ。結局、10年くらいサラリーマンやってましたけど、仕事自体は面白かったですね。色々勉強にもなりましたし(坂本さん)」
---お二人のように自分のやりたいことをやる働き方に憧れている人多いんじゃないですか。
「多いでしょうね。でも、まあ、サラリーマンやるのも自由、やらないのも自由。その点はあまり深刻に考えなくていいんじゃないかなあと思ったりしています。世の中、もっと、なめていいよーみたいな(笑)(坂本さん)」
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---ブレイクするきっかけは何だったんですか?
「やっぱり、自爆ボタンですかね。これが売れてバーっと変わりました。」
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『自爆ボタン-Ver.2.0』
自爆ボタン型インテリアアクセサリー。あなたのお部屋のカベ、パソコン、車、家電製品等に貼るだけで緊張感が漂います。強力粘着テープでどこにでも取り付け可能です。
スイッチとしての機能は全くありませんので御注意ください。
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---これはどうやって開発したんですか?
「その頃は本当にお金がなくて、何とかお金をかけずに作れないかと、日々、東急ハンズに行ったり、秋葉原に行ったりと、あくせく動いてパーツを買ってきてつくりました。なので初期の自爆ボタンは完全手作りです(笑)」
---手作りの自爆ボタン。シュールですね(笑)
「(笑)でも、これがあっという間に話題になって、売れた!次から次へと売れた!嬉しかったですね。でも自爆ボタンで起死回生なんて世の中不思議ですよね。(武笠さん)」
これが、その頃の手作り自爆ボタン。もともとは石とか指輪とかを入れるケースだったそうだ。
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---会社をやめて、ザリガニワークスになった時、まわりの方、家族や同僚はなんて言っていましたか?
「家族は”いいなー”って言ってた(笑)、反対に同僚とかは大丈夫か?て心配してましたね。(坂本さん)」
完璧ないい笑顔。真ん中はオフィスRoar
ムカイ君。こんないい笑顔、最近みないでしょ!?
---これからは、どんな展望なのですか?
「まあ、まずは、潰れないことが一番大事なので(笑)目の前のことを一歩一歩かわらずにやっていきたいですね。先のことは正直、よくわかりません(笑)(武笠さん)
あっ!でも野望はありますよ。それはコレジャナイロボのアニメ化です。これは何が何でも実現したいです。はい。実現するまで言い続けます(笑)(坂本さん)
---本日はありがとうございました。
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2008-10-15 by
フリスタ編集長 MIZK
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