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上司の思い |
着々と履歴書と企画書を希望の会社に送りつけた。
失敗したらおそらく生きる場所を失うという必死な思いから、もの凄いエネルギーで日々活動した。
そうすると、7割くらいは反応があった。
僕は喜んではせ参じた。
色々なことを聞かれた。
その中にはストレートに、リストラされるのですか?
というようなものもあった。
僕のことが気にいらないらしく、僕の企画書をけちょんけちょんにけなす社長もいた。
(※新宿の会社”K”社長!!、まだその時のこと覚えているぞ。いつか僕のほうからけちょんけちょんにしてやる。)
逆に僕のことを大変面白がるところもあった。
僕の生きかた、物の考え方に非常に興味を持ってくれてまじまじと見られたりした。
そしてこんなことを言われたのを覚えている。
「君はセーラームーンを創造した人の考え方に似ている。」
今でもなんじゃそりゃな言葉なのだが、その人にとってはほめ言葉だったらしい。
でもやっぱり今でも謎だ。
とにかく、クビになるというのに、笑ってしまうくらい日々ポジティブに活動していた。
時折、上司から「どう?調子は?」みたいなことを聞かれた。
僕は不敵な笑みを浮かべながら、
「バッチリですよ。今度はこの会社を下請けにするようなところにきっと行きますよ。」
などと、超若気な至りなせリフを吐いたりしていた。
ほんとはそんなに甘くないのにね・・・
そんな僕を見て上司は苦笑いをしていた。
でも、後で聞いた話だが、この上司は僕のことを認めてはいなかったが、心配はしてくれていたらしい。
最近読んだ本の中で、ダメな部下ほど心配で可愛いし、自分のもとを去ると、本当に悲しいとあった。(高橋がなりの本)
今、思うといい人だよね。
会社の上層部は僕のスタンドプレーを本当は許していなかったけど、その上司が必死に防波堤になってくれていたらしい。
実は神様みたいな人だったんだよね。
その時は気づかなかったけど。
そうこうしているうちに時間は刻々と過ぎていった。
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(つづく)
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